京阪神を中心に喫茶、飲食、喫酒を探訪する人の記録。
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茶と菓といい日。

お仕事帰りにちょっと一杯。というとお酒っぽく聞こえますが、僕にとってのそれは概ねお茶を指します。

阪神芦屋駅とJR芦屋駅の間くらい。閑静な住宅街にある、日本茶中国茶を扱うカフェ『茶と菓といい日』さん。

お店の外観。

住宅街なので、お客さんはお近くの方は勿論、離れた所からここをめがけて来る方もいらっしゃるそう。僕はお仕事帰りに立ち寄るので、大体平日の夕方頃にお伺いするのですが、週末はかなり混み合うみたいです。

 

お店の内観。

テーブル席は2名掛けが1つなので、基本はカウンター席利用になることが多いと思います。お客さんも大体少人数。男性お一人様も良く見かけます。

テーブル席。

平日でもティータイムは結構お客さん入ってる印象ですね。午前中と夕方は比較的空いてるみたい。土日はかなり混雑してて、日によっては長い時間お待ちが出る模様。

ある日のメニュー表。

メニューはモーニングを除けば、時間による変更はなし。ドリンクの他にトーストとお菓子があります。テリーヌが話題に上がることが多い看板メニュー的な感じになってますね。

ホットの煎茶とテリーヌ。

ホットのお茶は三煎いれて頂けるので、それぞれの味の違いを感じるのも楽しいです。慣用句だと二番煎じとかあんまりいい意味に取れませんけど、良いお茶は二番煎じでも美味しいです。

煎茶のアイスと冷たいぜんざい。冷たいぜんざいは白玉が乗ります。

アイスも結構量あるので暑い日はぐびぐび行ってしまいますね。煎茶の色が本当にきれいなんですよ。

抹茶のラテは女子人気高め。

お仕事帰りに後輩連れて行くと人気なのが、抹茶のラテ。お茶屋さんの抹茶はやっぱり美味しいですね。粉末抹茶も取り扱ってるので、買って帰ってお家で抹茶ラテや抹茶スイーツ作りに挑戦するのもいいかも。

柚子スカッシュ。こちらは煎茶で。

フロートカクテルのような色の層が美しい柚子スカッシュ。煎茶か和紅茶か選べます。味も見た目もかなり変わります。

テリーヌ。

人気のテリーヌ、抹茶/ほうじ茶/きな粉から2つ選べます。数量限定ですがお持ち帰り用も。現在は終了しましたが、季節限定でいちごテリーヌもありました。

ぜんざいも推したい。

テリーヌも勿論美味しいですが、是非ともぜんざいも食べて欲しいメニュー。冷たいぜんざいは白玉ですが、温かいぜんざいは焼き餅が乗ります。季節限定のいちごもありました。

 

 

お仕事帰りに一杯。が好きで勤務地が変わると近くのお店情報を検索するのですが、こちらもその流れで伺ったお店。OPENして1年半ほどの新しいお店ですが、すぐに人気のお店になってますね〜。空いてる時間を狙ってゆっくりお茶時間を楽しむとのがオススメです。

 

 

 

茶と菓といい日。

月〜金 11:00〜18:00

土・日 10:00〜18:00

水曜日定休日(月1水曜営業日も)

詳しくは公式のInstagramアカウントを。

https://www.instagram.com/chatokato_iihi/

CRAFTROOM

今回は最も通っているBARを書こうかと思います。

大阪梅田各駅から南へ下っていくと現れる、近辺で働くサラリーマン達のオアシス、大阪駅前ビル。地下街を進めば直射日光にさらされることなく、雨に濡れることなく辿り着ける立地なのも良い所。
全部で4棟あるこのビル群には非常に多くの飲食店が軒を連ねており、近隣のオフィス街から多くの人が集まるグルメスポットになっています。、ガッツリめのランチから夜のリーズナブルな立ち呑み屋まで多種多様なジャンルがひしめき合い、この駅ビルを専門としたグルメサイトなんかもあるぐらい。初めて来た人はどこに何があるかわからず迷う方もいるでしょう。 
そんなビル群の一つ、大阪駅前第一ビルの地下2階の一角に、カクテルのコンペティションで日本1位、世界大会準優勝といったワールドクラスのバーテンダーさんが経営するバー『CRAFTROOM』さんがあります。

 

多数のバーが存在する北新地の目と鼻の先である大阪駅前ビルに店を構える。というのは少し不思議に感じますが、通わせて頂いてる一客としては、ひとえにマスターのお人柄がより生きるのがこの場所だったのかなと思います。
上質な雰囲気やハイレベルなカクテル、豊富なお酒達。それだけ考えるなら、北新地で幾人かバーテンダーさんを雇って高級志向のお店を。でもいいと思うのですが、やってくるお客さん達へのサービスや直接的なコミュニケーションを理想的なレベルで行うのに必要な距離感が、このカウンター6席、テーブル席1つ、というサイズ感なのかなと、訪れる度に感じます。
 
僕もバー通いを始めたのはここ数年のことであり、初めてこちらにお邪魔した時のことはまだハッキリ覚えています。

お店の外観
以前からそちらにお店があると知っていたものの、件の流行り病による自粛生活が続いており、年の瀬になりついに緊急事態宣言明け、お店が通常業務になった頃に満を持して訪問。
OPENの16時を少し過ぎたあたりでしたが、なんとカウンター満席。バーってこんな時間から混むものなんか?と驚きましたね。
しかしながらすぐにカクテルの美味しさ、ホスピタリティ、マスターのお人柄などすっかり気に入り、翌日も訪問。以後定期的に通う行きつけのお店になりました。
 
バー初心者にはありがたいメニュー表ありのお店なので、カクテル名や頼み方がわからない方はそちらから選べるので安心。何が入っているのか、お値段はいくらなのかも書いているので非常にありがたいです。

1杯目はFAST DRINKSから選ぶのもいいでしょう。
僕は1杯目はほぼジントニック

ピンクグレープフルーツとジュニパーで見目も鮮やか。

最近オーダーされてる方が多いラモスジンフィズ。

こちらのお店と言えばグラスホッパーという方も多そう。

シグネチャーもメニューオンしてるのでそちらも是非チェック。

個人的オススメはラムベースにハーブやグレープフルーツなどが入った
爽やかなオリエンタルファーム。
 
もちろんメニューに無いものも出来るものなら作って頂けます。
気分を伝えてなにか作ってもらうのもOK。

僕はちょいちょいギムレットハイボールを作って頂いたりします。
 
 
この規模感にして、豊富なお酒の種類はカクテルにとどまらず、
 

ウィスキーの限定ボトル等はもちろん
 
 

ジンのオールドボトル
 
 

金ヶ崎薬草酒造さんはこちらで教えて頂いて、イベント出店にお邪魔するくらいにハマりました。
お酒があまり得意じゃないけど、バーの雰囲気は好き。という方にも嬉しいモクテルがメニューに乗っています。普通のバーでももちろん作って頂けるんですけど、メニューに乗るくらいキッチリ作り込まれてると嬉しいですよね。

モクテルメニューの煎茶とピスタチオ。
フードもいくつかありまして、特に推したいのはスタッフのパティシエさんが作るmonthly pie




こちらも是非。
 
 
非常にハイレベルな体験が出来るバーながら、肩肘張らずに楽しめるカジュアルさと、程よいオーセンティックさが楽しめるお店なので、バーデビューにも、行きつけを作りたい人にも非常にオススメです。
OPENが早いので仕事終わりの1杯からご飯前の0次会といった使い方も。
 
マスターがイベントやゲストに呼ばれることもあるため、そういった時にお店をおまかせするゲストシフトやポップアップ、最強の代打などもあるので、他のお店やこれからお店を持つ方がカウンターに立つ機会があるので、自然とお店を知るきっかけにもなります。
 
 
CRAFTROOM
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目3−1 B2-70 大阪駅前第1ビル
営業時間 月〜土 16:00〜0:00
定休日  日・祝

CAFE KESHiPEARL

清水しおりさんのウツワでもうお店がわかる人もいることでしょう。

前回がここ最近最も通っているお店だったので、今回は人生で最も長い期間通っているお店を書こうかなと。

神戸三宮から南へスタスタ7分くらい。大きなビルの端っこの、小さなドアから伸びる細い階段を昇った所。今年で12年目の『CAFE KESHiPEARL』さん。かれこれおそらく合間は空いたりしたけれども、10年くらい通っているのかどうなのか。最初行ったときはまだ学生ですよびっくりしますね。長いお付き合い。

現在では全部で三店舗。本店と同じビルの9階にある『ケシパルーフ』さんと、少し離れて高速神戸駅付近の『ケシパールスタンド』さん。

本店とルーフではチーズケーキと珈琲がメイン。

チーズケーキを選んでそれにあう珈琲を選んでもらえるマリアージュも。

季節限定のドリンクもあるので珈琲飲めない人も〇。

どんなチーズケーキが出るかはインスタか店頭で。

かなり人気店で二号店のルーフが出来るまでは結構待たないと行けなかったのですが、流石に同じビルに二店舗ともなると結構…並びますね!!うん!
正直あまり並ぶの得意じゃないのですが、こちらに関しては珍しく並んででも入りたいお店の一角…。人気になっても変わらず静かで落ち着いた雰囲気を大事に…ということで2名様以上のお客さんには、座席案内の際にお声がけ。徹底していますね。

 

3号店のスタンドさんは少し趣が異なり、チーズケーキの提供はなし。

だけってわけではないですが、焼き菓子メインな印象。

スタンド用のスペシャルなおやつや、ややご飯よりなものも。

今年はあるのかな?チョコミント祭り。

チョコミント祭りのセット。

スタンドさんは結構地域密着な印象。子連れのママさんや、お仕事合間にテイクアウトの方などなどよりアットホームな印象を受けます。

気になったら迷わず両方行っとく。

今年は6月一杯おやすみらしいので、次行けるとしても7月からデスネ~。
そんなあなたに朗報なんですけども、二号店のルーフさんは土日朝カフェをやっておりましてそちらでスタンドさんのお菓子も食べれちゃったりするんですね。

朝ぼらケシパルーフ。焼き菓子もチーズケーキも。

直近はチーズテリーヌ。

スタンドさんが開いてるならスタンドさんスタート。開いてない日はルーフさんスタート。どちらでも可能!

 

カフェのゴールデンタイムはとりあえず並ぶの確定と思っていくべきですけども、最近は朝カフェ時間でも結構なお客さん率。本当に人気。特に男性のお客さんも増えたかも。あくまでも個人の主観ですけども。メイツの方も男性すごく増えた気がする!なので男性でも女性でもカップルでも親子でも友達でもお1人でも。

 

営業時間は曜日によって違うので公式サイトをご覧ください。

www.cafe-keshipearl.com

深夜喫茶マンサルド

最初に書くお店はやはり、こちらかなと。

大阪梅田から谷町線に乗り、一駅の所に中崎町という町があります。
戦火を免れ、古い木造住宅や長屋が残り、区画整備がされないままの複雑に入り組む路地など、どこかノスタルジックな風情の漂う街です。
高齢化をきっかけに商売を引退する人たちが増え、梅田界隈と比べれば比較的安価な家賃代からか徐々に若い人達がお店を出すようになり、古くから続くもの、新しく始まるものがないまぜとなった独特なエリアとなっています。

昼間は古着屋やカフェ、喫茶を目当てに若い人達を中心に賑わい、度々カフェ前に行列が出来る町なのですが、こと夜の中崎町において人が列をなすお店がこちらの

『深夜喫茶マンサルド』

元々は石橋辺りでOPENし、その後梅田界隈でもDEEPめなゾーン堂山町に移転。僕はこの頃このお店のことを知ったのですが、実際に行ってみたいなと思った時にはコロナによって夜のお店は軒並み通常営業を自粛しており、マンサルドは休業状態。

この休業状態の間に一度、北浜のBAR『KIRIP TRUMAN』でポップアップ営業をなさったりもしていたのですが、今にして思えば行けばよかったなぁ。当時は思いもしませんでしたけど、今となってはそちらにもたびたびお世話になる身になりました。

それからしばらく後、2021年の秋ごろに中崎町へと移転OPEN。僕も満を持して来店した次第。忘れもしない11月3日文化の日ですね。
この日は水曜日で、ハンバーガー好きには有名所『Dexter Diner』が定休日の水曜だけど祝日なので開店している日だったんですよ。

実にハンサムなバーガー。今は少し内容変わっています。

そちらでお昼を食べてから、当時はお昼間営業時の屋号として使われていた『梔子珈琲店』へと移動。OPENが13時からだったのでちょうどそれくらいの時間に向かうと先客さんがお店前で待っていたのでそれに続く形で待機。

当時のメニューの表紙。

先客さんがカウンターの一番奥に着席なさったので、こちらは入り口に一番近い手前側に着席。つい端っこ座りがち。

内容はこのような感じ。

とはいえ実はほぼオーダーは決めてきていたので、

アイリッシュ珈琲。作る様子も素敵で大好き。
固めにホイップされてるところも大好き。

今は亡きホットケーキ。

メニューや内装、雰囲気にすっかり魅了されました。


これは思ってた以上に素敵なお店だなぁとその週末すぐに夜営業、『深夜喫茶マンサルド』に足を踏み入れました。

夜も夜で素晴らしい雰囲気。今はサイフォンは使われていないので撤去されてます。

初っ端、週2通いです。人生で初めてじゃなかろうか。
とにもかくにもこの世界観にすっかりハマっちゃったんですね。

勿論喫茶らしく珈琲も。
ネルドリップも可。

アイス珈琲はロックグラスで。

レトロ喫茶ブームも相まって、人気なクリームソーダ

お客さんの層も喫茶使いで来店される方が多く、クリームソーダやココアも非情に人気の印象ですね。BARでは真っ先にカウンターから埋まっていくことが多いですけど、こちらは2階にあるテーブル席から埋まっていくことが多いです。

2階のテーブル席もとってもいい雰囲気。
でも常連意外にテーブル席座ったことない説。

カフェジントニック
アルコールメニューも充実。珈琲系カクテルも。

デザート系メニューも。こちらは旧版ショコラテリーヌ。

トーストメニューがあるときもあります。この時はクロックムッシュ

みどりべいくさんの焼き菓子。

パンナコッタがある日も。

メニューはレギュラーの物以外は結構入れ替わるので、気になったものがあるときはお早めに。気づくと無くなってることしばしばあります。

季節のフルーツカクテルなども作っていただけます。

全体的に薄暗い店内ですが、喫茶らしく本読めるくらいの明かりはあるので、レコードから流れるジャズに耳を傾けてのんびりするもよし。お友達や恋人と素敵な雰囲気で語らうもよし。お酒と読書を楽しむもよし。これだけお洒落な雰囲気でもなんとも落ち着く空気感です。

接客は基本サッパリめ。
個人的にはお店の雰囲気と合ってて解釈一致って感じですけど、人によっては不愛想と取る人もいるみたいですね。それがいいんじゃん!と声を大にして言いたいけど、人にはそれぞれ好みがあるしね…。マスターと現在一番長く勤めていらっしゃるスタッフさん(もっと適切な呼び方があるんだけども…)は自称人見知りなんでね…とのことですけど、個人的には気になりませんね。

バックバー

ここ数年で最も通ってるお店なのは間違いないんですけど、今年入ってから人気過ぎてOPEN前から列が出来てる状態がザラ。周辺もお店なのであまり列が伸びると迷惑になるので入れないときは本当に入れない。確実に入りたいなら終電後狙う気持ちで行く方がいいかも…。
後ドリンク類は基本マスター一人なのでお時間に余裕をもって是非。
ちょくちょく不意の臨時休業があるので、TwitterInstagramはチェックしておいた方がいいですね。

 

『深夜喫茶マンサルド』

Twitter

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Instagram

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住所:大阪府大阪市北区中崎西1丁目7−番11号 東側
最寄り駅:谷町線中崎町
営業時間:19:00~3:00(現在不定期でお昼間も営業してる時もあります)
定休日:月曜日(臨時休業もあり)
チャージ:500円
支払い:現金のみ
予約:不可

 

 

ちなみにマンサルドに惚れ込んで、ここで間借り営業がしたい!と思い立ち、見事に計4日間実際に営業を行った方もいらっしゃいます。

屋号は『みもざ珈茶店

現役大学生にして喫茶をしたい!と志を持って実際に間借り営業までしてしまう行動力は本当に尊敬します。

交差点の信号をイメージしたお茶の飲み比べセット。お茶請けは羊羹カヌレ

お茶と珈琲の交差。抹茶椀で提供される珈琲。

一旦間借り営業は終了したので、今後どのような展開があるのかは公式アカウントで。

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本ブログと、筆者についてのこと

まず最初の投稿でこのブログと、このブログを書く者のことをさっくりと。

本ブログは京阪神を中心とした喫茶店、カフェ、飲食店、BARに赴くことを趣味とする人間の記録帳のようなものです。
普段はInstagramを中心に更新していますが、ササっと速やか簡単に更新しておくには便利なのですけども、後々の見返しや思うこと感じることをダラダラ長々書くのには向いていないなと常々思っていたのでブログもやってみるかという次第です。
ひょっとすると普通に飽きてほったらかしになることもあるかもしれません。とりあえず動き出してから考えるかという行き当たりばったり精神で始めてみます。

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